自由に動き、人生をもっと豊かに。
あなたのために進化するヘルスケア

Motion & Mobility

医師監修の最先端VRリハビリ + ボディメイキング
「mediVRカグラ」で脳とからだのトレーニング


当施設では、医師監修のもとにVR機器を用いたプログラムを各利用者様のニーズに合わせて行なっていきます

最先端VR
リハビリテーション機器を用いたプログラム

医師監修の
質の高いプログラム

安全で楽しく
続けやすいプログラム

VRリハビリテーションは こんな方におすすめ

パーキンソン病による運動失調や歩行障害がある

脳卒中(脳梗塞・脳出血・クモ膜下出血)後の
運動障害、運動失調がある

歩行や姿勢に不安があり、
転倒予防や日常動作の安定化したい

変形性膝関節症、変形性股関節症で
歩行に不安がある

身体のバランス感覚を向上させて
スポーツのパフォーマンスを向上したい

小児の集中力や身体機能を向上したい。

体の動きを希望のイメージに。
ReHAB.とともに
現実へと変えていきましょう

ReHAB.で行うmediVRカグラによるコンディショニングは体性認知行動療法を応用したゲーム感覚で進められるVRリハビリテーションです。プログラムに取り組むうちに脳と身体の機能連携を再構築していくと考えられています。
椅子に座って、左右交互に腕を伸ばすことで、全ての動作に共通する姿勢バランスや重心移動のトレーニングを行います。VRリハビリテーション単独でも効果が期待できますし、従来の身体リハビリテーションと組み合わせることによって相乗効果が期待できます。

監修医師のメッセージ
「もう一歩、前へ──その一歩を支えたい」

私たちの施設では、最先端のVRリハビリテーション機器「mediVRカグラ」を導入し、脳と身体の機能連携に着目したコンディショニングプログラムを提供いたします。このような先進的なVRリハビリテーションを入院や特別な施設に行かずに身近で受けられるのは、兵庫県では初めての取り組みであり、大阪府でも限られています。
VRの仮想空間を通して神経機能を再構築し、患者さんが本来持つ可能性を最大限に引き出すことを目指しています。
たとえ身体の機能に制限があっても、「もう一歩、前に進みたい」という気持ちを私たちは大切にしています。その一歩を一緒に踏み出していただけるよう、日々取り組みます。
“あなたらしい人生を取り戻すお手伝いができること“、それが私たちの願いです。

体性認知行動療法SCCTとは?

脳には、手、足など身体のそれぞれの深部感覚をもとにして運動を動かす指令を出す部位とその周りに指令を統合させて全身の運動をスムーズにしていく部位があります。この統合させる機能が十分に活動していないと動きがギクシャクして身体機能が低下します。

体性認知行動療法では、全身から脳に伝える感覚→脳からの各部位へ運動を伝える信号→運動信号の統合→実際の運動→運動した際の感覚を脳に伝える、というループを再構築することで身体動作機能の向上を図ります。mediVRカグラではヘッドマウントディスプレイを装着して没入感を作ることで、より効率的な神経リハビリテーションを行うことができます。

VRリハビリ機器「mediVRカグラ」の6つの特長

1 . 座って握って、標的にタッチ
 直感的で簡単な操作

椅子に座りヘッドマウントディスプレイを装着して、左右両方の手にコントローラーを握るだけでスタートできます。プログラム中は画面内に見える標的にコントローラーで触れていくという作業を行います。手を伸ばすリーチング動作を行なっていきます。

⒉ 見る&考える×動かすの
     同時トレーニング  
  脳と身体を同時に刺激

VR(仮想現実空間)内に表示される対象の位置や動きを認識し、腕を交互に伸ばすことでコンディショニングプログラムをすすめていきます。medi VRカグラでは認知課題と運動課題の両方を同時にトレーニングします。日常生活を行う上で、こうした二重課題をこなす能力が欠かせません。

3. 多彩なゲーム
  目的に合わせて4種を選択

4種類のゲームを選択できます。コンディショニングの目的と身体機能に応じてゲームを選択します。

⒋ 安全設計で座位安心の
  コンディショニング

コンディショニングプログラムは椅子に座って行います。ヘッドマウントディスプレイ、コントローラーといったリハビリテーション機材は軽量で首や腕にかかる負担は最小限です。大学病院や基幹病院といった医療機関に導入されています。

⒌ セラピストによるフィードバック、声掛けで達成感

VR内のターゲットに思わず手が伸びるフィードフォワード、セラピストによる適切なフィードバックによる脳内の報酬系が活性化され、効果的なリハビリテーションを行います。

⒍ 到達距離や方向の見える定量的な評価

mediVRカグラではVR上での手を伸ばす距離や方向を定量的に評価し、達成度合を定量的に評価することができます。個人の機能、目的に応じたプログラム設計が可能です。

ReHAB. ご利用の流れ

ステップ1
事前評価

現在の身体状況とお悩みを伺い、身体の状態を評価します。それを元にして週に1−2回のペースでプログラムを行います。

ステップ2
プログラムの実施

椅子に腰掛けて安定した状態でヘッドマウントディスプレイを装着します。ゴーグル内に表示されるゲーム画面を見ながら20分程度のプログラムを行います。プログラム中はスタッフがマンツーマンでインストラクションを行います。そのほかセッティングの時間、身体機能の評価、動作トレーニングを行うので40分ほど滞在していただきます。

ステップ3
定期評価とフィードバック

1ヶ月に一度目安に、身体の状態を評価します。それを元に次の目標を定めていきます。

セッション料金のご案内

医師によるセッション

33,000円(税込)

スタッフによるセッション

9,800円(税込)

MediVRカグラの時間は1プログラムで20分程度です。そのほかセッティングの時間、身体機能の評価、動作トレーニングを行うので40分ほど滞在していただきます。
F.A.Q.

よくある質問

医療保険もしくは介護保険のリハビリを受けていますがReHABは利用可能ですか?

可能です。当施設を単独でご利用いただいても効果は期待できます。従来の身体リハビリに追加していただくことで相乗効果が期待できます。コンピューターのソフトウェアとハードウェアの両方をパワーアップしていくことを思い浮かべて下さい。
✳︎当施設は自費でのコンディショニング施設です。ReHABで医療保険、介護保険の利用はできません。

mediVRカグラとは何ですか?

mediVRカグラはVR技術を活用した新しい神経リハビリテーション機器です。楽しく集中できるゲーム形式で行うため、プログラムをすすめることで、自然と姿勢制御、注意力、バランス感覚、認知運動連携といった脳と身体のつながりの再構築を鍛えられます。また、椅子に座ったまま行えるので、転倒の心配が少なく、高齢の方や体力に自信がない方にも安全です。

通常のリハビリとは何が違うのですか?

通常の身体リハビリは運動や歩行練習といった身体部位にアプローチすることで機能回復をしていきます。VRカグラでは、視覚や空間認識などの脳の機能に働きかけることで機能回復を目指します。このようにアプローチ方法が異なるのでReHABでのプログラムと一般的なリハビリテーションの両方を受けていただくことで相乗効果が期待できます。

どのような病気や症状の人が対象ですか?

パーキンソン病などの神経難病、脳卒中(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血)による歩行障害や運動障害、小児のADHDによる多動や集中困難、健常な方でも歩行機能の改善やスポーツのパフォーマンス向上を期待する方を対象としています。

パーキンソン病の運動障害に効果がありますか?

17名のH&Y ⅣからⅤのパーキンソン病の方が20分間のプログラムを週に3回、3ヶ月間受けたところ、TUGテスト(歩行機能)、STEF(上肢の機能)、UPDRS(パーキンソン病のスコア)FIM(日常生活動作のスコア)が改善したと報告されています。


 
Hara M, Murakawa Y, Wagatsuma T, Shinmoto K, Tamaki M. Feasibility of somato-cognitive coordination therapy using virtual reality for patients with advanced severe Parkinson’s disease. J Parkinsons Dis. 2024;14:895–898.

脳卒中の後遺症にも効果がありますか?

mediVRカグラを用いたリハビリテーションの後に、脳卒中後の歩行障害やバランス障害が改善したという報告、認知機能障害が改善したと報告されています。


延髄外側症候群合併小脳性運動失調に対する仮想現実技術を用いた体幹協調性リハビリテーションの経験. Neuro Rehabil. 2023;39(3):147–152.
注意障害を伴うくも膜下出血患者に対して仮想現実技術を用いた介入により注意機能が改善した1例.日本リハビリテーション医学会誌. 2021;58(4):450–457.

小児でもReHABは利用できますか?

発達性協調運動障害もしくはその疑いがあると診断されたお子さんにmediVRカグラによるリハビリテーションを行った後に運動パフォーマンスの改善を認めたと報告されています。


発達性協調運動障害に対するVRガイド下SCCT. 神経治療. 2024;41(4):697–701.されています。

予約は必要ですか?

マンツーマンで行うプログラムのため、完全予約制にしています。電より御予約お願いします。

医師の紹介状は必要ですか?

紹介状はなくてもご利用いただけます。初回プログラムの前に現在の体調やお悩みについて事前情報をお伺いします。当施設では、医師監修のプログラムを提供しております。いただいた情報をもとにプログラムを計画いたしますので、ご安心下さい。担当いただいている医師より特に連絡事項がある場合は紹介状を御持参ください。

体験だけすることはできますか?

初回からコンディショニングプログラムを行うため、体験は行っておりません。

健康保険や介護保険は使えますか?

医療保険、介護保険は利用できません。自費でのプログラムになります。

VRを使って気分が悪くなることはありませんか?

mediVRカグラはVR酔いをしにくいと報告されています。
途中、ご気分の不調があれば中断します。

持病があるのですが、安全に利用できますか?

管理医師の指導の下にコンディショニングプログラムを受けていただきます。御安心してご利用ください。

眼鏡をかけたままでも利用できますか?

mediVRカグラで用いるヘッドマウントディスプレイは眼鏡をつけたまま装着いただけます。

駐車場や送迎サービスはありますか?

駐車場は近隣のパーキングをご利用ください。提携駐車場はございません。
送迎サービスは行っておりません。

バリアフリー対応になっていますか?

JIS規格(61cm幅)の車いすはスムーズに通れる設計になっており、段差もありません。

どれくらいの頻度で通うのがよいですか?

週に1~2回のご利用をお勧めします。

1回のプログラムはどのくらいの時間ですか?

mediVRカグラを行う時間は20分程度です。それくらいの時間で十分な効果が期待できます。そのほかセッティングの時間、身体機能の評価、動作トレーニングを行うので40分ほどReHAB.に滞在していただきます。

家族が見学してもよいですか?

ご家族によるコンディショニングプログラムの見学は可能です。

ReHAB.へのアクセス

〒659-0093芦屋市船戸町2-1

ラポルテ西館207-2号